高校の同級会と帰り道
私の出身地は信州である。来月高校の同期会があり我がクラスが幹事役の番となっている。
我がクラスの東京地区の同級会が盛況である事は以前書いた記憶があるが、名幹事役M君が労を惜しまず働いてくれるからだ。今回の同期会に関しても彼が事前準備をし今日は事前の確認を兼ねて会場でクラス会を開いた訳。東京地区だけであるが15名程が集まり彼が準備した資料に基づき一つ一つ確認して行く。私の役割は写真撮影となっているので集合写真の場所とカメラポジション、絞りと露出等を確認した。一通り終わってからワインを飲みながらのランチタイム。何時もの通り盛り上がる。
3時過ぎにお開きになり、新橋方面に帰るM君を含む友人4人が駅に着くと、此の近くに信州の地酒が呑める店があるから寄って行こうよと記憶を辿りながら店を探した。その店は立ち飲みの店でさすがに未だ客は入っていない。壁に地酒のラベルが貼ってあるが、確かに私が帰郷すると呑んでいる全国区ブランドの諏訪の真澄、木曽の七笑、安曇野の大信州、須坂の渓流等々が所狭しと並んでいた。私は先日呑んで美味いと知った渓流の吟醸を頼んだ。おつまみは信州の酒に相応しい小皿が色々とあり青唐辛子味噌と山葵菜漬けを頼んだ。暫くは未だ明るいのだが酒好きの客が入り出しチビチビ呑んでいる。
こうして夕暮れまで話は弾み即席の2次会と相成った。