5組の東京散歩

2016年01月27日 22:53

1年振りに高校の同級会が東京であり、恒例の企画行事は東京都水道歴史館とサッカーミュージアムの見学

お茶の水駅で下り順天堂大学病院のロビーで待ち合せた一行15名は近くの水道歴史館へと向かう。ここは人知れず江戸の上水の歴史から最近の東京の水道事情までを展示してある隠れた博物館である。少し前にNHKの人気番組ブラタモリで小田原の北条の都市計画が江戸に生かされた事、特に小田原上水の話しを聞いていたのでよかった。江戸の開府にあたり家康が参考にして玉川上水、神田上水を開き江戸の街にはくまなく上水路が張り巡らされたとのこと、それが江戸を当時の世界第二の都市へと発展させた基礎になっている。西洋では紀元前のローマ水道が有名であるが石の文化ではない木の文化の日本らしく水道路は木樋など全ての構造物が木で作られていた。加えて漏れ対策の技術も面白く、明治維新を待たずして日本の技術は江戸時代の中で進化をしていたのであると思った次第。

その後で、サッカーミュージアムを見学したがサッカーの殿堂入りした人々のレリーフは私の娘婿の作によるもので少々自慢でもあった。

神田明神でお参りし、締めの宴会は大いに盛り上がったのは言うまでもない。