OB会で感じたこと
2018年01月20日 22:26
一年に一回やるN社の研究所のOB会に出席した。
我々の世代は50歳頃に悪夢のようなN社が潰れる寸前のリストラに巡り合い会社を去りその後の生き方は人それぞれで有るが、ここに集まった仲間は一番働き盛りの年代を技術開発に夢中になれた幸福を共有している。そしてその後N社は蘇り今や世界のトップクラスを走っていることもありOB会は明るい雰囲気に包まれ共有している時代を懐かしみ、そして今のホットな話題への論議にも湧いた。30〜40年前に研究開発の産声を上げたものが、いま電子技術や材料など周辺技術の進歩と社会的ニーズで実用化されてきたものも多々ある。そして世の中的には自動車業界がIT業界に飲み込まれてしまうのではないかと危惧もあるが、一方久し振りに自動車技術者がやり甲斐のあるチャレンジの時代にいるような気もして、私の身体に残っている僅かな血の滾りを感じるような気がした。
年に一度では有るが気持ちのリフレッシュができた様に思う。