記事のアーカイブ

OB会で感じたこと

2018年01月20日 22:26
  一年に一回やるN社の研究所のOB会に出席した。 我々の世代は50歳頃に悪夢のようなN社が潰れる寸前のリストラに巡り合い会社を去りその後の生き方は人それぞれで有るが、ここに集まった仲間は一番働き盛りの年代を技術開発に夢中になれた幸福を共有している。そしてその後N社は蘇り今や世界のトップクラスを走っていることもありOB会は明るい雰囲気に包まれ共有している時代を懐かしみ、そして今のホットな話題への論議にも湧いた。30〜40年前に研究開発の産声を上げたものが、いま電子技術や材料など周辺技術の進歩と社会的ニーズで実用化されてきたものも多々ある。そして世の中的には自動車業界がIT業界に

魚の鮮度が旨みを呼ぶ

2018年01月19日 22:16
  日本人は魚を生で食べる喜びを知っていると言うが、真に鮮度の良い魚を食べることは少なくなっているように思う。 日々の食卓に上がる刺身は流通経路を考えると真に鮮度がいいとは言えないし、焼き魚煮魚は殆ど切り身で買ってくるのだから何をか言わずであろう。それが当たり前になってきた食生活であるが、今年に入り真に鮮度の良い魚を食べる機会に何度も恵まれた。鎌倉に住む婿に釣りをこよなく愛している友人がいて、釣ったばかりの魚のお裾分けにあやかっている。房総沖で獲れた生イカ、船上で捌き日干しにしたイカ、ワタがたっぷりで甘塩の塩辛、そしてヒラメは昆布締めにして届けられた。こんな身が厚く柔らかなそして甘い

一杯の珈琲に

2018年01月12日 16:14
コーヒー、紅茶、烏龍茶、日本茶など、その一杯が気持ちを穏やかにしてくれる不思議な飲み物である。 わが家もそれぞれのお茶が好きで何種類も持っているが、紅茶は毎日飲むアッサムとダージリンに加え正月の福袋で10種類を手に入れ茶葉の違いを楽しみ、烏龍茶は凍頂烏龍、鉄観音、龍井茶、プアールなどを食事に合わせ味わい、日本茶だけは不思議に緑茶と焙じ茶だけしかないが楽しむ対象より生活に密着してしまったからだろうか? 一方、コーヒーはその時の気分で違う豆を通販で取り寄せているが、奥が深い飲み物だと思う。豆で味と香りがかなり違いがあるはすぐ分かるが、豆の挽き方、抽出法による差も大きい。抽出法は昔はサイホンやネルそ

一杯の珈琲に

2018年01月12日 15:47
コーヒー、紅茶、烏龍茶、日本茶など、その一杯が気持ちを穏やかにしてくれる不思議な飲み物である。 わが家もそれぞれのお茶が好きで何種類も持っているが、紅茶は毎日飲むアッサムとダージリンに加え正月の福袋で10種類を手に入れ茶葉の違いを楽しみ、烏龍茶は凍頂烏龍、鉄観音、龍井茶、プアールなどを食事に合わせ味わい、日本茶だけは不思議に緑茶と焙じ茶だけしかないが楽しむ対象より生活に密着してしまったからだろうか? 一方、コーヒーはその時の気分で違う豆を通販で取り寄せているが、奥が深い飲み物だと思う。豆で味と香りがかなり違いがあるはすぐ分かるが、豆の挽き方、抽出法による差も大きい。抽出法は昔はサイホンやネルそ

年の暮れの歳時記

2017年12月30日 21:08
今年も後2日で終わるが、この時期の歳時記のような話で締めることにしよう。 日本的風習としてお歳暮のやりとりがあるが、この是非はともかく親しくして頂いた人々へ感謝の気持ちを伝えたいとは思う。 私の場合、関東の人には生まれた信州の林檎を農協直売所から贈っているが果物の美味しさを感じて頂いて此方も嬉しくなる。また郷里の親戚から頂く林檎があるが、一口食べると今では遠くなった生まれ故郷を思い出すことができるのが嬉しい。また台湾からはポンカンが届くが、これは日本の柑橘より味が濃く本当に美味しい贈り物だ。 そんな贈り物以外に、今年は冬枯れした自宅のチビ庭に木工で交流のある人から花と球根を植えに来て頂いくと言

クリスマスコンサートを楽しむ

2017年12月17日 20:00
クリスマスを楽しむことなど暫くしてなかったが、たまにはそんな気分でと妻とクリスマスコンサートを聴きに出掛けた。 遅いランチを食べてから、みなとみらいホールの三階席のシートに身を沈めた。コンサートはペテルブルグ室内合奏団によるポピュラーなクラシックの名曲ばかりで、幾つかは弦楽合奏にハープとソプラノを交えた演奏で楽しめた。中でもヘンデルのオンブラ・マイ・フやアベマリアの数々、そしてアンコールで奏でられたモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスはソプラノと弦楽の響きが美しく幸せな気持ちで聴いた。 帰り道、みなとみらいの夜はクリスマスの電飾で輝いていた。       &

本のタイトルに魅せられて

2017年11月17日 14:55
  イタリア在住の内田洋子の描くイタリアの生活風景は、ジャーナリスト仕込の歯切れの良い文体と内容の面白さが魅力で新刊が出るとつい買ってきた。しかし少し飽きて来たかなと思っていた矢先、〈対岸のヴェネチア〉のタイトルに魅せられてしまいまた手元に届く。 ここに書かれている話は彼女が住みついた地での日々の人々との出会いで、特段特別な人が登場する訳ではないけれど、彼女の手に掛かると新鮮な感覚で目を喜ばすから不思議である。 私は一度しか訪れた事はないけれど、ヴェネチアの迷路のような街路を歩く時に感じる印象は分かるし、本島を島の外から見る景色の特別な街並みや色彩もまだ脳裏に刻まれているから読みなが

建築家、安藤忠雄展

2017年11月10日 23:22
建築家の中で安藤忠雄ほど挑戦的な人はいるまい。その作品展示会が新国立美術館で開催されている。 建築家の作品を展示会でどう見せるかは難しい課題である。作品そのものは建築された場所に行けば見れるが、建築家の全体像を掴むのは大変なことだ。かと言って展示会では本物を出すことはできないから工夫が必要になる。 さて会場内は多様な世代の男性女性が溢れてまるで美術展の様、確かに光の教会は実物ソックリに作り屋外展示されてるから彼の作品の真髄を感じる事ができ、その精神性と造形美は若い女性には堪えられないものになっている。それとそれぞれの作品は美しい木を使い精巧な模型で完成度が高いので一つの作品だ。ベネチアPunt

ライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団演奏会

2017年11月09日 22:39
年の暮れに近づくと海外からの音楽家の演奏会が多くなる。 私にとっての今年の目玉は私が生まれる200年以上前に創設されたライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団の演奏会、曲目はシューベルトの最後の交響曲〈ザ・グレート〉とブラームスのバイオリン協奏曲の組合せであるから聴かずにはいられない。 コンサート会場はみなとみらいホールで7時に開演、指揮者はおん年90歳のプロムシュテット、初めにブラームスから演奏が始まったがカバァコスの奏でる美しいバイオリンの音色とくに第一楽章のカデンツァに続くメロディの美しさに酔いしれた。休憩後のシューベルトは天国的な長さと言われる美しい旋律に溢れた大曲を老練な名指揮者そ

北斎に感動!

2017年11月07日 22:30
国立西洋美術館で開催されている〈北斎とジャポニズム〉展を見に行った。 日本は昔からもっぱら中国や西洋の文化の影響を受けて来た歴史があるが、そんな中印象派の美術に対して江戸時代の浮世絵や版画、特に北斎は多大な影響を与えたと言われている。最近NHKでも特集され、今回は北斎の作品と影響を受けた西洋の画家の作品を並べて展示すると言う画期的な展覧会である。 コルビジェが設計した西洋美術館の地下、テーマに添い北斎漫画に描かれてる人物画はレオナルド・ダビンチの素描画の様に躍動感があり緻密である。それを模したり影響された絵や陶芸作品が並べて展示され興味をそそった。圧巻は版画〈神奈川沖浪裏〉、小さい作品だけど構
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