記事のアーカイブ
柿の恵み
2026年11月01日 00:00
近所のFさん宅の庭に大きな柿の木があり沢山の甘柿が実っている。
そしてゴミ出しの日に限って門扉の横にプラスチックボックスが置かれ自宅の柿を無料提供してくれる。
戸建て団地の近隣との付き合いは高齢化と共に段々と疎遠になって来ている。我々が家を購入した50年前同じ時期にこの団地の住人になった人達とはたまの飲み会などの付き合いがあるが、世代交代したり新たに住人になった人達とは挨拶程度だ。
F夫妻は世代交代の部類に入るが子供達の同級生の親しみもあり旦那とは時々会話もする、夫人は家仕事をしていて顔を合わせる事も少ない。そんな中、唯一この時期に無料の柿の提供をすることで我々との関係性を保ってくれている。
深大寺と神代植物園を散策する
2026年10月22日 00:00
初めて深大寺と神代植物園へ行った。
実は京王線沿線の有料老人ホームに妻の姉夫婦が入居していて義兄が90歳になったのでお祝いを兼ねて近場の散策を計画した。義姉は外出できないが義兄はまだ外出したがっているのを聞いていたので気分転換にもなると思ってのこと。
好天に恵まれ妻と一緒に出掛け京王線つつじヶ丘駅で待ち合わせたが義兄は元気の様子で安心した。
駅からバスで深大寺に向かい、降りると目の前に参道がひらけ周りに蕎麦屋が立ち並ぶ。まずは山門を潜り本堂にお詣りしてから木々に囲まれ起伏に富んだ境内の元三大師堂や国宝釈迦如来像を見て歩きお目当ての蕎麦屋へと向かう。沢山ある蕎麦屋はどこも長蛇の列で暫し並び待つ、
松濤美術館と現代美術館を巡る
2026年10月20日 00:00
渋谷区松濤の街に佇む松濤美術館と江東区にある東京都現代美術館を巡り歩いた。
松濤美術館は稀有な建築家白井晟一の設計で有名だが、ここで開催されている路上観察学会の展覧会を見に出かけた。この学会は建築家藤森照信などが町の中に密かにある一見無価値のモノに美意識の眼を向ける活動をして来た。林丈二のマンホールの写真集をめくるとたかがマンホールされど面白い図案集になっている。街歩きの楽しみが増した様な気になった。
次の東京都現代美術館は渋谷から半蔵門線一本で行ける。清澄白河駅で下車し途中清澄庭園の広大な池廻りをした後深川飯の店に寄り腹ごしらえ。
現代美術館ではNHK日曜美術館で紹介された多田美波展を見た
南紀熊野三山と景観の旅
2026年10月14日 00:00
念願だった南紀熊野の旅を2泊3日のバスツアーを使い出かけた。
バスツアーは新幹線を組み合わせたものだがバスの総走行距離は800kmに及ぶもので想像以上の紀伊半島の大きさを実感した。
訪れた神社は初日の熊野速玉大社に始まり2日目は熊野古道・大門坂から熊野那智大社・青岸渡寺、そして那智の瀧・飛龍神社3日目に熊野本宮大社を回る、何も100から467段の階段を登らなければならず難儀だったがこれが熊野古道で連なる修験の神社群である。しかし青岸渡寺から見る那智の滝は紀伊半島形成に起因する独特の地形が創る奇跡の景観、祈らずにはいられない。
本宮大社へは悠久の流れの熊野川沿いに山深く分いり途中十津川に分流し更
ある展覧会にて
2026年10月10日 00:00
日産のデザイン部門のOB有志で趣味の作品を披露する展覧会があった。
私の友人Sさんから案内状を頂き、みなとみらいの赤レンガ倉庫の会場に行き、彼と会う前に全作品を見て歩いた。絵画、写真、書道、造形など多々な作品が展示されていたが皆元々芸大などを卒業して自動車のデザイン部門で活躍した人たち、退職後の趣味の作品とは言えプロ並みの力作ばかりだ。
Sさんが食事から戻ってきたので作品の前で暫し懇談した。
彼の作品は根付、和服の小粋な飾り物で小さいが柘植や楠木などを用い細部まで丁寧に彫り込んだ鳥、魚、動植物などの作品だ。以前には無かった作風のものがあった。それは樹から掘り出した台地に立つ瀟洒な家で北欧の風景
蕎麦ダイニングで食事会
2026年09月22日 00:00
台風一過の今日に予約を変更し金沢八景にある蕎麦ダイニングで鎌倉の娘家族それぞれの誕生日を祝った。
初めての蕎麦屋であるが、金沢八景にある店で車で通る度にどんな店なんだろうかと気になっていた。店に入ると日本の伝統的な組子による暖かみのある空間でありながらモダンな感じでダイニングと銘打っているのもさにあらんと思った。メニューも普通の蕎麦屋とは違い居酒屋的なメニューも豊富だ、夜は酒を楽しみ蕎麦で〆る客が多いのだろうか?。
蕎麦を食べる前に飲みながら天麩羅や好みのおつまみを取る。サクサクした穴子や海老そして季節の野菜の天麩羅が美味い。
お酒のメニューに七賢があった。ここらでは珍しい山梨白州の地酒、現役
奥多摩の旅
2026年09月17日 00:00
今年の秋雨前線は雨が続き地方によっては線状降水帯による多大な被害も出る瑣末だ。
そんな中、一度雨の予報で延期した奥多摩の旅をこの日は雨は降らないとの予報を信じて行く決心をした。
比較的リーゾナブルに使える亀の井ホテルチェーンの温泉宿に泊まり翌日は近くの蔵元見学と御岳渓谷を散策する計画だ。
初日は雨のため何処にも寄らず直接ホテルにチェックインした。ホテルは多摩川沿いにあり部屋や温泉からは青梅の街と多摩の山並みが望める絶景ポイントにある。ゆっくり温泉に浸かり酷暑の夏の疲れを癒し、地酒を飲みながら地元の食材を堪能した。
翌日は曇りだったが行楽に不安は無い。車で多摩川の上流に向かい清酒澤乃井の蔵元小澤
珈琲と紅茶
2026年09月10日 00:00
私の好みはどちらかと言えば珈琲だが、最近は紅茶も飲む様になって来た。
それは急に紅茶が好きになったからでは無く、珈琲豆が余りに高くなったからだ。
2年前までは毎朝珈琲豆を挽き丁寧に淹れていたが、豆は鳥取境港にある澤井珈琲からの取り寄せ濃い味が好きでキリマンジャロなど比較的高級な豆を買っていた。しかし世界的な温暖化の影響でか不作になり値段が高騰し始めた、それが急激な円安で益々高くなり一袋500gだったパッケージが300gになって単価も上がり一杯当たりが倍の価格になる始末。流石に毎日ガブガブ飲むのも躊躇しブレンド豆に代えている。
そんな訳で珈琲に比べて安すあがりの紅茶を一日おきに飲む事にした。
今
ルーシー・リー展:東京都庭園美術館
2026年09月02日 00:00
東京都庭園美術館で開催されているルーシー・リー展を見に行った。
ルーシーはウイーンに生まれ陶芸を学んだ後、戦争の亡命でイギリスに渡り優雅なフォルム、掻き落とし技法による独創的な紋様そして釉薬による色豊かな色彩で独自の佇まいをもつ陶器を創造した。
旧朝香宮邸の庭園美術館は彼女の優雅で繊細な陶器作品を展示するに相応しい空間でそれぞれの部屋はコンパクトながら照明器具や調度品はアールデコ様式で落ち着きがあり作品を鑑賞するに適していた。
彼女の生涯の中で交流があったバーナード・リーチや濵田庄司の作品も展示されていて鑑賞の奥行きが増したと思う。
彼女の作品は形が優雅で薄くそこに青の釉薬の鮮やかな色と金色の
玉村豊男さん逝く
2026年08月27日 00:00
今朝の新聞に玉村さんの訃報記事が掲載された。享年80歳。
彼を知ったのは私が欧州の街並みを木工ミニチュアにしていた頃、パリの人々の風景を絵とエッセイで綴った本を読んだことがスタートだった。その後、ワイナリー生活を絵とエッセイで描いた〈田園の快楽〉などを憧れを感じながら読んだ。
その玉村さんが東御の丘にワイナリーを開きそこから見る千曲川流域の風景が素晴らしくレストランとフラワーガーデンを何度か訪問した。
ある年のワイナリーの広報誌にクラフト展参加募集があり安曇野で個展を開いた直後にイタリアの民家のミニチュアセットを応募した。そして準大賞のお客様賞を頂き妻と共に記念式典に参加した。私にとって憧れの
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